子どもが習うスポーツにバドミントンをオススメする理由
子どもの習い事って悩みますよね!
僕は高校時代にバドミントンを始めてからかれこれ20年ほどたちますが、最近小学生の娘がバドミントンを始めました!
この記事では、子どもが習うスポーツとしてバドミントンをおススメする理由を、主に親の視点からまとめました。
どうしても小学生に偏った記事になってしまいましたが、是非参考にしてみてください!
実は、現在MLB(メジャーリーグ)で活躍している大谷翔平選手や、2024年パリオリンピックのやり投げで金メダルを獲得した北口榛花(きたぐちはるか)選手もかつてはバドミントンをやっていました。

僕が始めた頃はまだまだマイナー感のあったバドミントンですが、今では立派なメジャースポーツ!
うまくなったらカッコイイですし、有名になるかもしれませんよ!
・子どもに何かスポーツを習わせたい人
・子どもにバドミントンをさせることを考えている人
親目線のメリット
では早速習い事としてバドミントンをオススメする理由を紹介します!
まずはメインの親目線からです。

分かりやすさを優先するため、野球やサッカーをよく引き合いに出していますが、これらの競技が嫌いなわけではありません!
スポーツはすべて好きですしリスペクトしています!
①お金がそれほどかからない
やはり一番気になるのはお金ですよね。
「習い事はさせたい!でもなるべくお金は節約したい!」というのは、誰でも望むことだと思います。あくまで主観ですが、バドミントンを習うのに必要なお金は、他のスポーツより低いです!
1)道具代がそれほど高くない
必ず必要なものは、ラケットとシューズくらいです。
ラケットは1本5,000~10,000円くらいのものを1本から2本持っておけば充分です。
子供用の短いものもありますが、最初から大人用のサイズを買ってしまえば、折れるまでは使えます!
※教室によっては貸し出し用のラケットを借りることができる場合もあります。購入前に管理人などに確認してみましょう!
シューズも専用のバドミントンシューズなら1足5,000~8,000円くらいですが、試合に出たり本格的に練習したりするまでは普通の体育館シューズで問題ありません。
シューズは半年から1年程度で買い替えるイメージです。
練習する際の服装は、動きやすければ普通のTシャツとズボンでまったく問題ありません。
試合に出たり本格的に練習したりするならユニフォームが必要になりますが、それでも上下で1万円もかからないと思います。
シャトル(羽根)は基本的に自分で買っておく必要はありません。
バドミントンサークルや教室に入っていればシャトル代は会費に含まれているため、シャトルはそのチームのものを使用することができるためです。
一方で、自主練をするのであればシャトルは購入しておきましょう。グレードによりますが、1ダース(シャトル12個)で3,000~5,000円程度が相場ですね。
あとは、ラケットの持つ部分に貼る滑り止めのグリップテープが1つ400円くらい。
ガット(ストリングス)が切れてしまった時に張りなおす費用が、ガット代と張り賃で合計2,000円前後でしょうか?
どちらも数か月~半年程度の頻度でお金が発生します。
まとめると、初期費用が1万円~2万円程度、月々の費用は数百円~千円程度でしょうか。
消耗品もほぼありませんし、かなりリーズナブルですよね!

バドミントンラケットなどの選び方については以下の記事にまとめていますのでご参照ください!

2)会費も安い
バドミントンは人気スポーツでかつ子どもでもやりやすいことから、クラブや教室はたくさんあります!
小学校や住民向けの体育館でやっているバドミントン教室なら、会費は高くても数千円/月。安いところだと1ヶ月で数百円、なんてところもありますね。
上級者を目指すクラブチームなどは会費も高くなりますが、そんなチームにはある程度上手くなってから入るのを検討すればよいのです!

もちろん強くなると試合や合宿の遠征費、頻繁なガット張り代、クラブ会費などが必要となりますが、他のスポーツと比較しても安いと思います!
②バドミントン教室の数が多い
上でも書きましたが、日本にはバドミントン教室が多いです。
なぜなら、日本には必ず地域に小学校や中学校があり、そこには体育館があります。
体育館にはほぼ間違いなくバドミントンができるポールやネットが揃っているからです。
また、市民体育館などでも地域のバドミントン教室なんかがよくありますね。
実際、僕の娘が通っているのも小学校で土日に開催されているバドミントン教室ですので、家のすぐ近所でバドミントンを習うことができています。
わざわざ遠方まで行かなくてもバドミントンなら送迎が楽です。これはとても嬉しいですね!
③服が汚れにくい・洗濯が楽
バドミントンは通り体育館でやる屋内スポーツなので、いくつもメリットがあります。
1つ目は、服が汚れにくいし洗濯も楽ということです!
屋外でやるサッカーや野球のように土汚れが付くこともなければ、柔道のように分厚く洗濯しにくい服装でもありません。
練習着も普通のTシャツでいいので、仮に練習が2日連続となっても他の服を着ればいいだけです!

僕も中学まではサッカーをやっていたので、バドミントンを始めた高校からは洗濯がだいぶ楽になったことでしょう。
ありがとう、お母さん!
④天候が気にならない
体育館競技のメリット2つ目ですが、屋内競技ですので天候に左右されません!
雨でも強風でも練習や試合は行われますので、「今日って練習あるのかな?」とか、「試合が天候不良で急遽中止になったらどうしよう」なんて懸念はありません。
サッカーは大雨でもやるスポーツなので、やる方もそうですが応援する方も大変ですよね!
⑤試合の応援や練習の付き添いがしやすい
こちらも体育館のメリットに含まれますが、バドミントンは試合の応援や練習の付き添いがしやすいです。
真夏の炎天下での応援や真冬のとても寒い日には、屋外スポーツだとその場にい続けるだけでもしんどいですよね。
その点バドミントンは屋内ですので、暑い寒いはあれども屋外ほど過酷ではありません。
最近の体育館は空調がついていることも多く快適です。
練習している間も、体育館の端っこにクッションでも敷いて座っておけば良いですし、弟や妹がいても体育館内で遊ばせておくことができます。
試合の時も、ギャラリー(2階にある応援席)から割と近くで応援できますので、サッカーや野球みたいに「遠くて見えない・・・」なんてこともありません。
⑥ケガが少ない
これはとても良いメリットだと思います!
サッカーは擦り傷なんてない時の方が珍しいですし、野球は硬いボールが当たったり選手同士でぶつかったりということもあります。
また、同じ屋内競技でも、バスケットは相手の選手と接触してケガする、なんてこともよくあると思います。(接触があるスポーツのことを「コンタクトスポーツ」と言います)
バドミントンは、対戦相手とはネットを挟んで試合するため相手との接触がありません。
接触するとすればダブルスのペア(味方)とのみでしょうが、あまりぶつかることはありません。
バドミントンは飛んだりしゃがんだり、急加速したり急停止したりする大変ハードなスポーツですので、関節や筋を痛めることもあります。また、シャトルが目に当たる場合もあります。「全くケガをしない」というわけではないことをご理解ください。
⑦個人種目なので試合に出場しやすい
バドミントンの試合は、1対1で行うシングルスか2対2のダブルスのどちらかとなります。
試合は個人戦と団体戦がありますが、試合にエントリーしていれば必ず出番はあります。
団体戦はその名の通り6人程度の団体(チーム)で戦うので、団体メンバーに選出されなければ試合にでることはできません。
一方、個人戦はなら必ず試合に出ることができます。(もちろん、一回戦ですぐ負けるなんてこともありますが)
野球だと、「ベンチメンバーに選ばれない」、「選ばれても試合に出られない/出ても出番は一瞬だけ」。なんてこともありますが、バドミントンなら負けるまでは試合に出ることができます!
⑧男子でも女子でもできる
バドミントンや卓球は、男女一緒に楽しくできるスポーツです。
男女ミックスダブルスがあるのもよく考えたらすごいですね。
例えば、お兄ちゃんがバドミントンを習っていて、妹も一緒にバドミントン教室に行くことができます。
さすがに服は性別が違うと厳しいかもしれませんが、ラケットなんかは貸し借りしたり、おさがりをあげたりすることもできちゃいます。
お兄ちゃんは野球へ連れてって、妹ちゃんは他の習いごとに連れてって・・・という手間を考えると、男女で一緒に通わせられるバドミントンは魅力的ですね。
一定の実力になるまでは、男女が一緒に練習/試合できるのも良いポイントです。
⑨親子で楽しんで練習できる
「子どもがバドミントンを始めたから、一緒に親もバドミントン始めてみた」って方、意外と僕の周りでも意外と多いです。そして、子どもがやめても親がハマって続けてしまうパターンもよく聞きます。笑
素振りや軽く打つくらいなら庭や公園でもできます。
また、親の方にバドミントンの経験がなくても、手で投げてトスをあげたり、シャトルを拾ったりと、練習の手伝いをすることができます。
運動不足の方なら体を動かすきっかけになるのもいいですね!
子ども目線
ここまで親目線のことばかり書きましたが、子どもにとってのメリットもいくつか挙げてみます!
①学校以外の友達ができる
上にも書きましたが、バドミントン教室は地域にたくさんあり、その地域に住んでいる子どもたちが通います。
同じ小学校の子もいれば別の小学校の年代の近い子もいますので、通っている学校以外の友達とのつながりができるのは嬉しいですね。
②将来他のスポーツにも応用が利く
「バドミントンは公園でやるようなお気楽なスポーツなんでしょ」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。実際僕も高校でバドミントン部に入るまではそう思っていました。
ところが、実際にバドミントンをやるとめちゃくちゃキツイです!
ずっと前後左右に動き続けますし、ジャンプしたりしゃがんだりのけぞったりなど、動きは大変ハードです。また、長期戦だと持久力も必要ですし、相手の早いスマッシュをレシーブするために動体視力や反射神経も鍛えられます。
たとえお子さんがバドミントンではなく他のスポーツをやりたがっても、必ずバドミントンの経験は役に立ちます。
③競技としてバドミントンをするなら早めに習うのが良い
これはどのスポーツにも言えることですが、将来的に部活やクラブに入って競技としてバドミントンをするのであれば、少しでも早めに始めることオススメします。
たいていの中学、高校であればバドミントン部はありますしね。
当然個人差はありますが、早めに始めた子の方が後で始めた子よりうまくなりますし、部活などに入る時も経験者の方がレギュラーとして試合に出やすくなります。
試合に勝ったり、他の友達やコーチから「上手いね」と言われたりすると、自信がついてどんどんバドミントンが好きになります。
以上、子どもが習うスポーツにバドミントンをオススメする理由についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください!!
おわり

