カメラ・写真
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【入門編】趣味としてのカメラの買い方・始め方

【入門編】趣味としてのカメラの買い方・始め方
鳴山シンゴ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事はこんなことを考えている人におススメ

・何か新しいことを始めたい。でも楽器やスポーツは敷居が高そう。
・絵画や刺繍等といったクリエイティブなものは自分には向いてなさそう。
・カメラなら格好よさそうに見えるし、特別な技術はいらなさそう。
・でもカメラってどうやって選んで、何が必要かわからず結局買えていない。

この記事は、このようなことを考えている方に向け、カメラの買い方やカメラがあればできることなどをまとめています。
この記事を読んでいただき、とりあえずカメラを買ってしまいましょう!

シンゴ
シンゴ

僕はミラーレス一眼のNikon Z50を持っています。
半年前まで僕もまさに冒頭のような状態でしたので、超入門編としてお読みいただけますと幸いです!

そもそもカメラってどんな種類があるの?

※この記事で紹介するカメラは「デジタルカメラ」を意味します。
フィルムを交換するタイプの「フィルムカメラ」には触れませんのでご了承ください。

①デジタルカメラの種類
デジタルカメラは、「コンデジ」「一眼ミラーレス」「一眼レフ」の大きく3種類です。

・コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
…レンズが交換できないコンパクトなカメラで、最も軽量で扱いも簡単です。
幅広いデザインがあり、ファッション感覚で気軽に持ち運びできます。
また、価格も1万円~10万円あたりのものが多いです。

まずはなんでもいいからスマホ以外のカメラが欲しい、手軽に持ち運びをしたい、安価なカメラで試してみたい。という方におススメです。

・ミラーレス一眼
カメラ本体内にミラー(反射鏡)がないので、「ミラーレス」と呼ばれています。
見た目は少しわかりにくいですが、ミラーレス一眼の方が一眼レフよりミラーの分だけ
軽く、サイズも小さいです。
カメラ本体とレンズが分かれており、レンズを交換することで様々な写真が撮影できます。
本体とレンズが大きいため少しかさばりますが、「あ、カメラ持ってるんだ!」という声掛けを期待できるのもうれしいですね!

価格的にも重量的にもコンデジと一眼レフの中間的ポジションで、せっかくカメラを始めるなら僕はこのタイプを押します!

・一眼レフ
カメラ本体内にミラーがあるカメラで、高画質、高性能、高価格の「上級者向け」というイメージです。
使いこなせればとても格好いいのですが、ミラーがある分サイズも大きく重いので、入門としてはコンデジかミラーレス一眼をおススメします。

 コンデジミラーレス一眼一眼レフ
レンズ交換×
ミラーなしなしあり
本体重量(目安)200~400g400~600g500~1,000g以上
価格帯1万円~30万円7万円~100万円10万円~100万円

※価格帯はあくまで目安です。 上位モデルはとんでもない値段がしますので、これからカメラを始める方は、数万~20万円あたりのモデルをおすすめします。

②センサーの大きさ
デジタルカメラには、写真を撮るための装置「撮像素子(イメージセンサー)」が内蔵されています。このセンサーサイズが違うと、同じ焦点距離のレンズを装着したときの画角(写る範囲)が変化します。
センサーが大きい方が、画質がよく光も取り込みやすいけど、お値段は高いという程度のイメージでOKです。
SONYのHPがわかりやすく説明しているのでご参照ください→リンク

ミラーレス一眼カメラのセンサー説明画像
  • 1/2.3型(6.2×4.7mm):一般的なスマホのセンサーの大きさ
  • APS-C(23.6×15.8mm):低~中価格帯に多いセンサーの大きさ。1/2.3型の約13倍の面積
  • フルサイズ(36×24㎜):中~高価格帯に多いセンサーの大きさ。1/2.3型の約30倍の面積

カメラの買い方・選び方

①とにかくまずは現物を見るべき!
ネット通販が大変発達しているので、家にいながらカメラをすぐに買えてしまいます。
でも、以下の理由で店舗(家電量販店や専門店)で現物を見ることを強く推奨します!

・カメラに関し、幅広くかつ専門的な知識を有した販売員さんに相談ができる
正直、これが最大の理由です。カメラについてほとんど知識がない方が、いきなりカメラを買うのはかなりハードルが高いと思います。
価格帯、メーカー毎の特色や性能差、レンズやメンテ用品等の必要性、使用するシーン 等々。自分の質問に対し、とても丁寧にわかりやすく教えてくれます。

・現物を確認できる
…デザインや色はもちろん、サイズ感や重さ、レンズを変えて撮影した際の違い、どんな写真が撮れるか 等々。必ず現物を確認すべきです。

シンゴ
シンゴ

僕も家電量販店に行き、カメラコーナーの販売員さんにしっかり30分以上は教えてもらいました。
個人的には、カメラメーカーの社員さんではなく、家電量販店の販売員さん(その店の名前が入った制服を着ている方)へ聞くことをおススメします。
メーカーの社員さんは、当然知識は豊富なのですが、自社製品を勧めてきますので、他社品と比較が難しいからです。


②中古販売店は初心者にはおすすめしません
・メリット
先にメリットを書くと、当然ですが新品を買うより安価です。新品と性能差はそれほどないと思いますので、価格がネックでカメラ購入をためらっている方は中古を検討してみてもよいかもしれません。

・デメリット
店舗側が買取時にしっかり確認しているとは思いますが、やはり内部の不良、故障がある可能性はゼロではありません。メーカー保証や修理/交換が受けられない可能性もあります。
また「他人が使ったことのあるものを使用するのは…」と抵抗感がある方もいるのでは。

③選び方
購入するカメラを選ぶときは、以下のポイントを参考にしていただければと思います。

・デザイン、色
…気に入ったデザインのカメラを買うと、いろんな場所に持ち出したり使用したりするのが楽しくなります。ぜひ気に入ったものを選んでください!

・価格
…予算内のカメラを選んでください。
個人的には、始めるなら10~20万程度のカメラが最もバランスがいいと思います。

・メーカー
…正直、どれでもいいです。(これをいうと詳しい方には怒られそうですが・・)
日本には、CANON(キヤノン)、SONY(ソニー)、NIKON(ニコン)、Panasonic(パナソニック)等のとても素晴らしいメーカーがあります。国内メーカーで気に入ったものを選べばまず間違いありません。
各社の性能差はありますが、僕も含め初心者はあまり気にしなくてもよいと思います。

・重量
…前述のとおり、カメラ本体だけでも500g前後あります。これにレンズをつけるとさらに重くなります。望遠レンズやバッテリーも一緒に持ち運ぶと、1㎏以上となかなかの重さになります。
カメラを持ち出すこと自体が面倒になって結局カメラを持ち歩かなくなるくらいなら、少しでも軽めのものを選びましょう。
目安として、本体重量(バッテリー含む)が500g未満のものをおススメします。

・使用シーン
…お子さんのイベント撮影用にするのか、スポーツ観戦等の動く被写体を撮影したいのか、キャンプや登山等のアウトドアシーンで使用したいのか、などで変わってきます。
例えば、お子さんのいる家庭は荷物も多いので、軽くコンパクトで家族みんなが使用できるような操作性がシンプルなカメラが適していますし、アウトドアシーンでは防塵・防水性能に優れたカメラが適しています。
どのカメラが自分にピッタリかは販売員さんに相談してみましょう!

買うもの

①必須レベル
・カメラ本体+レンズ
…あえて書く必要もありませんが、気に入ったカメラを購入しましょう。
レンズに関し、コンデジの場合は購入の必要はありません。ミラーレス一眼と一眼レフは基本的に標準レンズが本体に付属しています。

・SDカード
…基本的にカメラ本体にも内蔵メモリはありますが、一般的に数十MBのものが多いようです。画質や形式によりますが、写真一枚あたり1~5MB程度の容量とすると、すぐに容量不足となります。
撮影したいときに撮影できないという悲劇を回避するためにも、カメラに適したSDカードを最低でも1枚は購入しておきましょう。

②あればいいもの
・予備バッテリー
…本体にバッテリーは付属していますが、長時間かつ何枚も撮影をしていると、カメラのバッテリーは意外と早くなくなります。特に旅行先では充電可能な場所やタイミングが少なく、せっかくの絶景ポイントへ行ったのにバッテリーがなく撮影ができない。という悲劇も起きてしまいます。
そんな状況を回避するためにも、予備バッテリーの購入をおススメします。

・クリーニング用品
…カメラはとても精密な機械である一方、屋外で使用することが多く土ぼこり等が付着します。また、誤ってレンズやディスプレイを触って指紋がついてしまう、なんてこともよくあります。そんなときのためにクリーニング用品は購入し、カメラと一緒に持ち歩くことをおススメします。最低限必要なものがセットになったキットも販売されています。

・レンズカバー(フィルター、プロテクターともいいます)
…カメラのレンズの表面のガラスはむき出しになっており、一度傷がついてしまうと修復ができません。屋外での使用シーンが多かったり、誤って傷つけてしまったりして、レンズに大きな傷が入ってしまうと、せっかく高価なレンズを持っていてもよい写真が取れなくなってしまいます。
そこで、レンズを傷や汚れから守るレンズカバーの装着を強くおススメします。価格帯は様々ですが、安価なものだと1,000円~2,000円くらいで購入できます。

写真のような感じで、レンズの先端に装着します。
(わかりやすくするため少し浮かせています)

ミラーレス一眼カメラのレンズカバーの画像


↓単品んではこんな感じです。

ミラーレス一眼カメラのレンズカバー単体画像

・撮影ガイドブック
…カメラによっては、機種毎の操作方法がガイドブックとして販売されています。
基本的に取り扱い説明はメーカーHP等からDLできますが、手元に置いてじっくり読みたい、持ち運びたい。という方は購入を検討されていかがでしょうか?

シンゴ
シンゴ

僕もカメラと同時にZ50の撮影ガイドを買いました。
サイズも文庫本より少し大きいくらいで持ち運びしやいので、カメラバッグに一緒に入れています。

・カメラバッグ
カメラやレンズを安全に持ち運ぶために、クッション性と収納性を有したカメラバッグがあればベターです。デザインや形状は様々ですが、肩掛けタイプやリュックタイプ等、ご自身が使いやすいものを選びましょう。
もしご自宅にカメラが入るようなバッグがあればそれを使用してもいいと思います。

シンゴ
シンゴ

僕が持っているカメラバッグはこれです。

カメラキャリーバッグ

内部は仕切りで分かれています。
カメラ本体、望遠レンズ、予備バッテリーやクリーニングキットをいれています。

カメラキャリーバッグ中身

③さらにこだわるなら・・・
・カメラフラッシュ
…本体に内蔵のフラッシュライトはありますが、さらに光量をUPしたいときは、外付けのフラッシュライトの購入を検討してみては。

・レンズ(単焦点、望遠 等)
…「カメラの撮影品質はレンズで決まる」と言われるように、レンズを変えると撮影画質が上がったり、もっと遠くのものを撮影できたりします。しかし、レンズにこだわり出すと、いわゆる“沼”にはまってしまいます。
まずは購入時に付属していたレンズでの撮影に慣れてから購入を検討しましょう。

シンゴ
シンゴ

僕がZ50を購入した時は、通常のレンズと望遠レンズがセットになったキットでした。望遠レンズも大変重宝しています!

カメラがあればできること

①お出かけが楽しくなる
…お子さんと公園や散歩に行くときやちょっとした遠出やイベントに行くとき、カメラ持っていく。なんでもない風景や家族の笑顔、動物なんかを撮影すると、思わず素晴らしい写真が撮影できることがあります。
ただオートで撮影するだけでも、やはりスマホとは写真のクオリティが違います。
親しい方へ写真を送ったり、アルバムを作ったり、どんどん撮影が楽しくなりますよ。


②趣味が増える、深まる
…①で書いたように、カメラを持っているとお出かけが楽しくなります。
旅行回数が増えたり、よりよい景色を求めハイキングや登山に行く回数が増えたり、ファンの選手のベストショットを狙いにスポーツ観戦に行ったりといった機会が増えます。
屋内でも、よりよい見栄えの写真が撮影できるよう、料理やプラモデル等のクオリティを高める意欲もUPするかもしれません。

③副業につながる
…「今更カメラを始めたって、プロのカメラマンになれるわけもないし、ただの自己満足で終わるかもしれない」と思われる方もいるかもしれません。でも、“ストックフォト”というWebサービスを活用すれば、自分が撮影した写真が副収入につながります。

ストックフォトの仕組みを大まかに説明すると、撮影した写真をWeb上に公開(ストック)しておいて、その写真を気に入った方がダウンロードすると、それに応じてお金に換金可能なポイントが付与されるというものです。
撮影した写真をUPしストックしておくだけでポイントが付与されますので、写真をどんどん撮影する方にはもってこいです!

シンゴ
シンゴ

僕は“photoAC”というストックフォトサービスを活用しています。登録無料ですので、ぜひ活用してみてください。
https://www.photo-ac.com/profile/26347785

スマホとの連動も簡単

各社の方式は異なりますが、カメラからBluetoothやWifiを使用して撮影した写真データをスマートフォンやPCへ転送できます。
Nikonの場合は“SnapBridge”というアプリが使用可能です。撮影したその場でスマホへ写真が転送されるので、すぐに見せたりLINEで送ったりととても便利ですよ!


以上、自身の体験も含めこれからカメラを始める方目線で書いてみました。
この記事が少しでもカメラを始めるきっかけになってくれれば、大変ありがたいです。

おわり

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鳴山シンゴ
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化学メーカー営業マン / ブロガー
世界を旅するブロガーを目指す30代化学メーカー営業マン。 趣味(読書、カメラ、旅行、バドミントン)やお金・ライフハック関連の記事を投稿していきます!
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