年間100冊くらい本を読む僕の「Kindle Unlimited」活用法
「読書が趣味だよ」という方はとても多いと思います。
僕もいくつか趣味がありますが、そのひとつは読書です。
ここ数年は小説熱が再燃したこともあり、小説、ビジネス本、自己啓発本なんかを日常的に読んでいます。
2024年は合計104冊の本を読みました。(マンガは除きます!)
そのうち28冊はKindle Unlimitedの読み放題で読みました!
2024年に読んだ小説のベスト10は以下記事にまとめていますので、よければ読んでみてください!
僕は基本的に紙の本を読むのが好きです。
でも、紙の本はたくさんあるとかさばりますし、本を毎回購入しているとすぐにお金がなくなってしまいます。
近くにある図書館も活用していますが、電子書籍をサブスク(定額サービス)で読むことができる、「Kindle Unlimited」を活用しています!
この記事では、Kindle Unlimitedについて、サービスの概要、活用法や僕が感じた良い点等を紹介していきます!
・Kindle Unlimitedに興味がある方
・本を読みたいけど、何冊も買うのに抵抗がある方
・外出先で気軽に本を読みたい方
Kindle Unlimitedとは?
①サービスの概要
Amazonが提供する、電子書籍の読み放題サブスク(定額)サービスです。
「キンドル アンリミテッド」と読みます。
「Kindle」とは、通信販売大手のAmazonが販売する電子書籍リーダーや電子書籍サービスのことです。
「Unlimited」は、日本語でいうと、「制限されていない=無制限の」という意味です。
②読むことができる本
読み放題の対象となる本は定期的に変更となります。
ジャンルは、小説、ビジネス本、自己啓発本、雑誌、洋書などがラインナップされており、なんと500万冊の本が読み放題です。
読み放題対象の本は毎月の初めに更新されることが多いですね。
③使用できる端末
Kindle Unlimitedを利用できる端末は、PC(Macも使用可能)、スマートフォン(Android、iOS)です。
Kindleのアプリケーションをダウンロードする方法と、Webブラウザで見る方法が使用可能です。
ですので、PCだとWindowsやMacで、スマホだとAndroid(アンドロイド)やiPhone、iPad等で使用することができます。
僕はiPadとアンドロイドスマホの2つで見ています。
どう使い分けているかは後述します!
④料金・支払い方法
月額980円(税込み)です!
月額プランしか選択できません。「年間で支払うとお得!」のようなプランはないようです。
また、Amazon Prime(アマゾンプライム)に加入していても、Kindle Unlimitedの料金は安くなりません。残念!
支払い方法は以下です。(本記事作成 2025年1月22日時点)
・クレジットカード・デビットカード
・あと払い (ペイディ)
・携帯電話会社の請求(キャリア決済)
・PayPay(ペイペイ)
・メルペイ
・Amazonギフトカード
⑤登録するには
登録には、Amazonアカウントが必要です。
アカウントをお持ちでない方はまず作成しましょう。
Amazonアカウントをお持ちの方は、以下ボタンから登録ができます!
30日間は無料でサービスが利用できます。
一度使用してみて、イメージと違うようでしたら解約もありだと思います!
30日間を過ぎると自動で月額料金が発生してしまいます。
お気をつけください。
Amazon Prime(アマゾンプライム)に登録していれば、「Prime」とついている本が無料で読める「Prime Reading(プライムリーディング)」というサービスもあります。
このPrime Readingは1,000冊以上が読み放題となるサービスですが、あくまでアマゾンプライムのおまけ程度と考えた方がいいですね!
500万冊以上が読み放題の「Kindle Unlimited」とは別物です。
ちなみに、Prime Readingの対象タイトルはすべてKindle Unlimitedの対象に含まれています。
引用:Amazon公式サイト
読み放題対象の作品数は、Amazonのサイトでもページによって冊数が異なります。
とにかく、読み放題の対象作品はたくさんあるということです!
Kindle Unlimitedの良い点・活用方法
では本題の、僕がKindle Unlimitedの良いなと思う点や活用法を紹介いたします。
①月額980円(税込み)とおトク!
なんといっても、1,000円未満/月で様々な書籍、漫画が読み放題なのはいいですね!
通常、読みたい本をすべて新刊で買うと1,000~2,000円/冊くらいの値段がします。
仮に僕が2024年に読んだ104冊を、すべて1冊1,000円で購入したとすると、
104冊×1,000円=104,000円(10万4千円)で、月額にすると8,667円となります。
Kindle Unlimitedの月額980円と比較すると、月に7,687円も節約できます!
②デバイスを変えても続きから読むことができる
上にも書いたように、PC、スマホ、タブレット等、さまざまな端末で使用できます。
読んでいる本は同期されますので、デバイスを変えても続きから読むことができます。
僕の具体例ですが、普段はある程度大きな画面で読みたいので、iPad Airで読んでいます。一方、通勤電車等の混んでいる場所やiPadを持たずに出かけたときなどは、スマホで読んでいます。
毎回「どのページだったっけ?」と探す必要がありませんので、この機能は嬉しいです!
③ダウンロードすればオフラインでも読むことができる
Kindle Unlimitedで読書する際、基本的にはお使いのデバイスに本をDL(ダウンロード)して読むことになります。
いったんDLしてしまえば、ネットがつながっていないオフラインの状態でも本が読めます。
特に重宝するのは海外へ出張/旅行したときの飛行機の中ですね!
好みの映画がないということもよくありますし、海外訪問時はただでさえ荷物が多いのに、本を何冊も持っていくとそれだけでかさばってしまいます。
そんなとき、ネットが繋がる環境であらかじめDLしておけば、通信状況を気にせず本が読めますよ!
④場所を取らない
③でも書きましたが、Kindle unlimitedは電子書籍を端末にDLして読む仕組みです。
なので、当然ですが物理的に場所を取りません。
(これはKindle Unlimitedに限らず電子書籍に共通するメリットですね)
お出かけのときに何冊も本を持っていってしまい、重い/かさばるという事態を回避できますし、ご自宅でも本を置くスペースが必要なくなります。
⑤読書記録に基づいておススメの本を紹介してくれる
Kindle Unlimitedで本を読むと、自分の好みに合ったおススメ本を紹介してくれます。
例えば、ミステリー本を読んでいるなら同じくミステリー本がおススメされたり、同作者の別の作品がおススメされたり、続編を紹介してくれたり、といった感じです。
僕は、「この作者の本が面白かったから、Kindle Unlimited対象の他の本も読んでみよう!」といった感じで次に読む本を選ぶことが多いです!
⑥知りたい分野の本を買わずに読むことができる
「この分野のことを調べたいな、勉強したいな。でもいきなり書店で本を買って、内容がイメージと違ったらお金がもったいないな」
という思いは誰もが感じたことがあると思います。
そんなときはまずはKindle Unlimitedの対象作品を見るようにしましょう。
対象作品はとても多く、ジャンルも様々ですので、調べたいと思っている本と近い本がある可能性は高いです。
僕の場合、まずはKindle Unlimited対象作品の中から参考となる本を検索して、何冊か読むようにしていました。
書店でお金を払って買った場合は最後まで読まないともったいない気もします。
でも、Kindle Unlimitedなら、本の内容が合わなくても途中でやめて他の本を読んで全く問題ないです!
- ブログを始めたいけど、始め方や運営方法がわからない
- カメラを買いたいけど、カメラにはどんな種類があって、どんなポイントを見ればいいかわからない
- 投資を勉強したいけど、どんな商品をどう買うかわからない
などなど
⑦名作や話題の本もたくさんある
2024年に僕がKindle Unlimitedで読んだ本には、以下のような受賞作品も含まれています。
博士の愛した数式/小川洋子(新潮文庫)
…第1回本屋大賞受賞
新世界より/貴志 祐介/講談社
…第29回日本SF大賞受賞
八月の御所グラウンド/万城目 学/文藝春秋
…第170回直木賞受賞
また、この記事を書いている2025年1月23日現在であれば、実写映画が公開中の以下作品も読むことができます。
6人の嘘つきな大学生/浅倉秋成(KADOKAWA)
実写映画化するなど、話題になった作品は読み放題対象作品になることが多い気がします!
⑧電子書籍なので検索ができる
これは電子書籍(デジタル)ならではの良いポイントです。
・読みたい本を検索したいとき
ジャンル、作者、書籍名、キーワード等で読みたい本を検索できます。
・本の中身も検索できる
本を読んだ後に「あのシーンってどこにあったっけ?」とか、「あのセリフどこで出てきたかな?」なんて思うことはよくあります。
紙の本だと、記憶を頼りにパラパラとページをめくるしかありません。
一方、電子書籍ならキーワードで本の中身を検索でき、そのページまでジャンプできます。
本の感想を書くためにポイントを見直したり、読了後に伏線や登場人物をおさらいしたりしたい場合に大変便利です!
気になる点
良い点もある一方、どうしても気になる点はいくつかありますね。
①紙の本ではない
当然なのですが、電子書籍ですので紙の本と違う点は多々あります。
・手元に現物が残らない
本は紙で読んで、本棚へ保管する派の方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな方は、Kindle Unlimitedで読んでとても気に入った本は、現物を購入し手元に置いておくべきですね。
・ページをパラパラとめくれない
本や漫画を読みながら、時にはお気に入りのページに指を挟みながら、パラパラと行ったり来たりして読むのも読書の醍醐味の一つですね。
残念ながら、電子書籍だとそれができません。
・書き込みができない
正確にはテキストを打ち込んだり、ページのスクショを取って書き込んだりはできます。
しかし、本に手書きの文字で書き込んだり、端っこを折ったり、色違いの付箋を貼ったり、などの自分好みのカスタマイズには不向きですね。
②期間終了すると読み放題ができない
Kindle Unlimitedの対象作品は時間が経つと入れ替わりますので、読み放題対象期間が終了してしまうと読めなくなってしまいます。
(その本を有償で購入すれば読めるようになります。)
対象期間は作品によって異なりますし、再度読み放題対象になることもありますが、気になる作品は見つけたときに読んでおくべきですね。
または、端末にDLすれば対象期間終了後も読むことができますので、とりあえずDLしておくのも一つの手です。
③ライブラリは20冊までしか登録できない
Kindle Unlimitedで自分がDLした本は、アプリ内の「ライブラリ」という場所に保管され、読むことができます。
しかし、このライブラリへの登録は20冊までしかできません。
読みたい本があってもライブラリに20冊登録している場合は、どれかを削除しないと次の本が読めない仕様になっています。
お気に入りの本をDLしても上限があるのです。。
本当に気に入ったの本は購入するほうがいいですね!
その他活用法
読書が趣味の人は、せっかくでしたら本を読むだけではなくて、読書しながらポイ活してみてはいかがでしょうか?
本を読んだ感想を投稿することで、現金に交換できるポイントがゲットできる「ブクスタ!」というサービスがあります。
以下に紹介記事を書いていますのでご参考にしてみてはいかがでしょうか?
以上、Kindle Unlimitedについて、僕が考える良い点と活用法を紹介しました!
サブスクですので毎月お金はかかりますが、読み放題の対象作品もかなり多く、いつも「次は何読もうかなー」と探しています。
ご興味のある方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか?
おわり
以下ボタンから、Kindle Unlimitedに登録ができます。
初回30日は無料なので、試してみてはいかがでしょうか!