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2025年4月の読了本【4冊】

2025年4月の 読了本紹介 【4冊】
鳴山シンゴ
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あっという間に新年度の最初の月である4月が終わりましたね。

そんな中僕は4月1日付けで転勤+部署異動となりましたので、引っ越しやら手続きやら新しい部署での仕事やら歓迎会やらでなかなか本を読む時間も取れずでした。

数は例月より少ないですが4月に読んだ本を紹介しますね!
4月は小説が3冊、ブログ関係が1冊でした!

ネタバレはありませんので安心してお読みください!

ちなみに3月(前回)の読了本は以下記事にまとめていますので、ご参照ください!

あわせて読みたい
2025年3月の読了本【4冊】
2025年3月の読了本【4冊】

明け方の若者たち/カツセマサヒコ/幻冬舎

Kindle Unlimited

主人公はとある印刷会社から内定をもらい就職を控えた大学生。
彼は4月中に第一志望の企業から内定をゲットした学生だけが参加できる、「勝ち組飲み」に参加します。

その飲み会で居心地の悪さを感じていると、飲み会から帰ろうとする一人の女性に心を奪われてしまいます。
飲み会から抜け出したそんな二人は意気投合し、まもなく付き合うことに。
そして2人の楽しい生活が始まるのですが、徐々に彼女は主人公から離れていってしまいます。

前半から各所に「彼女はもういない」的な描写はありますが、理由や詳しい情報はありません。こんな仲のいい2人がどうして離れてしまったんだろう?と気になりながら読み進めることになります。

まだ付き合ってもないけど「絶対に付き合いたい!」と思えるほどの好きな異性との会話やメッセージ、相手のささいな反応、連絡先を聞いたりどこまで踏み込んで話すべきか考えたりするもどかしさ・・・その一つ一つが楽しくて、緊張して、一喜一憂する。

大学生から社会人の見習いとなりそして後輩社員をもつ中堅社員へ。
その過程と心境の変化、いろんなものを諦めたり理解したりしながら社会で揉まれていく。もうこの人しかいないのではと思う程の恋。

「若者たちはこうやって大人になっていくんだな」と感じさせてくれる作品です。

大学を卒業して10年以上社会に揉まれ妻子もいる自分にとって、そんな当時の甘酸っぱい感覚や社会人になりたての未熟な精神状態、そんなすべてが懐かしいです。
どうやったらここまで赤裸々な心境やなんでもない情景を詩的に表現できるんだろうかと感心します。

作品の後半で彼女が主人公のもとから離れてしまった理由がわかります。
理由がわかると、まあ、そりゃそうだよな」と、彼女が離れてしまったのも納得。

でも、なんでも自分の思ったように進むし好きな女性とも結ばれる。当然そうなるべきと考えてしまう。大学生特有の根拠のない自信を持ち、やたらと横文字のビジネス用語を使ってみたり自分が考える「意識高い行動」をしてみたり。
飲み会に明け暮れ、自分の人生は絶対にうまくいくと信じながら生きていく若者たち。

安易な結末にしないストーリー展開も割と好みでした。

あのときの僕らは、何者にもなれない自分たちを必死に肯定しながら、この街で無責任な自由を貪るように、生きていた。

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伊坂幸太郎さんの「砂漠(伊坂幸太郎/実業之日本社)」も、同様に大学生生活を思い出させてくれます。オススメです。

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なぜあなたのブログ更新は進まないのか/山本りと/Kindle

Kindle Unlimited

ブロガーの山本りとさんのkindle本ですね。

山本りとさんの本はブロガーとしての経験や知識を等身大の内容でかつわかりやすくまとめているので非常に参考にさせていただいております!

山本りとさんのブログ「天国に一番近い個人旅行」はこちらです↓
https://caledonia01.com/

さて本書のタイトルの答えですがまさに、僕に図星でした。
僕はまさに「成果が出ないからブログ更新が続いてない」の典型です。

コツコツ記事は書いてアフィリエイトも貼っているけど、まだ成果(お金)がほぼ出ていません。

「この先ブログを続けても本当に稼げるんだろうか?」「時間の無駄じゃないのか?」
そんな疑問が頭をよぎり、なんとなくモチベーションが下がって他のことに逃げてしまいがちです。

ブログはストック型の副業だし初めて数か月~1年なんて大きな成果が発生している人の方が少ない。
そんなことは頭では理解しながらも、やはり自分の寝る時間や趣味の時間を削ってまでやっているブログなのでお金が発生しないとモチベーションがどんどん下がっていってしまいますね。

この本には、僕のように成果が出ずなかなかモチベーションが上がらないブロガーたちに向け、ゆるくブログを続けるコツが書かれています。

毎日ブログを更新したりHTMLやIT関連の知識を勉強したり、セミナーに参加してみたり・・・そんな志の高いことを毎日継続できれば確かに理想ですが、大抵のブロガーには本職があったり子育てをする親だったりで、なかなかブログのために充分な時間を取ることができないと思います。

そんな状況で自分で高い目標を決めてしまうと、体調不良とか急な飲み会とかの何らかの理由でそれが達成できなかったときに「あ、もういいや」と思ってズルズルとさぼってしまうことはよくあると思います。

ブログを「終わらせない」ためにはゆるく続けられることを設定すればいいというのが作者の考え方。

毎日ブログのことを考える、ブログ関係のメールソフトを立ち上げてみる、とかそんな程度でもよいのでは?どうせやるなら楽しまないと、ですね。

シンゴ
シンゴ

僕は本の感想をブログ記事にしているので、本を読むこと=ブログに関連する作業をしている。とみなしています。
そんな感じでいいのではないでしょうか!

中々ブログが進まない、モチベーションが保てない。
そんな方は読んでみてはいかがでしょうか。

ブルーネス/伊与原新/文藝春秋

Kindle Unlimited

この作品は地震、津波をテーマにした小説です。関連する情報を見たくない方は飛ばしてください。

さて、本作は「藍を継ぐ海」で第172回直木賞を受賞された伊与原新先生による地震学のお話です。

地震大国の日本において地震と津波の発生は防げない。地震による津波をどう予知して、被害をいかに最小化するか。答えは海にある。

2011年の東日本大震災では、津波が多くの人の命や財産を奪い甚大な被害を与えてしまいました。地震学者もまた、そんな津波を予知できなかったこと、予知はできていても津波の発生前に充分に住人に伝えられなかったことなどでとても深く苦しんでいます。

主人公たちもそんな科学者の一人。
救えたはずなのに救えなかった命。津波によって失われたその人の命とそれからの人生。

人々の命を救うためなのに、保身や研究予算、人の好き嫌いや学者たちからの村八分で本当に有意義な研究ができない優秀な科学者たち。
人命を救いたいという思いと、日本の研究社会におけるしがらみというジレンマで思うように動けない主人公たち。

本作では、そんな「地震村」(←地震の研究をしている学者たちが幅を利かしている業界界隈)からはみ出されてしまった優秀な「はみ出しもの」たちが、熱い思いを持って工夫を凝らしながらとあるプロジェクトの実現を目指します。

本作の作者である伊与原先生は僕の一番好きな小説家の1人です。
伊与原先生の作品は基本的に理系の内容が多く書かれていますので文系の僕には理解しきれないところも多々あります。でも、どの作品も登場人物たちは逆境に置かれながらも常に前を向いて自身の熱い思いを実現するために奮闘しています。

勉強にもなるし、心がジーンとする。ぜひ他の作品も読んでみてください!

シンゴ
シンゴ

僕も自身の関連する知識以外は理解できていませんが、伊与原先生の作品は専門的な内容が理解できなくても全く問題ありません!

僕は文系の学部卒なので詳しいことはわかりませんが、日本で研究者になろうとすると自分が本当にやりたいことをやっている方って少ないように思います。

その時なんとなく選んだ専攻や配属された組織、自身の先生や上司などで選択肢はどんどん狭まってしまって自分が選べるものを選んだ気になっているだけかもしれません。

もしかしたら研究だけではなく、職業や住む場所など、自分で選んだと思った多くのものも絞り込まれた選択肢の中から選ばされているだけに過ぎないかもしれません。
それが作中の次のセリフに表れています。

手の届く範囲に並んでいるものの中から、手に負えそうな一つを選んだにすぎない。だが、いったんそれが自分の〝専門〟だと思い込むと、その小さな枠の中からなかなか足を踏み出さなくなるものなのだ。

ブルーネス/伊与原新/文藝春秋

そしてそんなことに気づいた人がどのように行動するか。
以下の作中のセリフがとても響きます。

私はそれからずっと、できることではなく、やれることを数え続けている

ブルーネス/伊与原新/文藝春秋

本作の題名である「ブルーネス」。日本語でいうと「青さ」。
美しい海の青さを守るため、主人公たちは奮闘します。

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教授のお仕事/吉村作治/文藝春秋

図書館より貸し出し

僕の大好きなTV番組である 「世界ふしぎ発見!」(TBSテレビ)やその他メディアでお見かけする機会も多い、エジプト研究の権威として著名な吉村作治教授。
図書館でそんな吉村教授の本をふと発見し、迷うことなく借りて帰りました。

本作は吉村教授による、中(あたり)教授という大学教授が主人公のフィクション小説です。
大学教授が主人公の小説や映画はいくつもありますが、この作品は還暦を越えた教授が大学の中の仕事を押し付けられたり、会議に出たり、学生の相談を受けたり、などなど。
なにも起こらないし謎もない。ただ教授の仕事がユーモラスに書かれているだけ。
でも、大学内の教授の仕事やしがらみが等身大で書かれています。

大学教授って学生に見えないところでこんなことしててこんなこと考えてるんだ。というようなことが、実際に経験した吉村教授だからこそのリアリティで書かれています。

一言で大学教授といっても、元アナウンサーや新聞記者などいろんな経歴の方がいます。
そもそも研究内容も年齢も違う上に様々な分野の専門家のため、一般の会社以上に内部統制は難しいですし、研究者であるとともに学生を指導する教育者という立ち位置であることもも大変だな。ということを感じました。

そんな中、主人公の中教授はなんだかんだとめんどくさがっても学生に親身に寄り添ったり学内の役職をあてられたりと、人柄の良さを節々に感じられるのも良いポイントです。

少子化で起こる大学存続の危機だったり、宗教やマルチの勧誘だったり、学生による犯罪だったり・・・大学の課題は様々。そんな課題に吉村教授のこれまでの経験や知識を中教授が体現しながら立ち向かっていきます。(立ち向かうというほどの熱量はありませんが)

上述した通りハラハラドキドキはありません。
でも読みやすい文体と一編完結型の構成でサクサクと読めてしまいます。
ご興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。


Kindle Unlimitedなら、月額980円(税込み)で本が読み放題です。

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初回30日は無料なので、試してみてはいかがでしょうか!


以上、2025年4月の読了本でした!
ようやく4月のバタバタも落ち着きましたので5月以降はもう少し本がしっかり読めることを期待しています!

おわり

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鳴山シンゴ
化学メーカー営業マン / ブロガー
世界を旅するブロガーを目指す30代化学メーカー営業マン。 趣味(読書、カメラ、サウナ、旅行、バドミントン)やお金・ライフハック関連の記事を投稿していきます!
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