2026年1月の読了本紹介【7冊】
この前2026年になったと思ったらもう1月が終わってしまいましたね。
2026年の最初の月は小説6冊、その他1冊の計7冊を読了しました。
それぞれについて紹介していきますね!
①地雷グリコ/青崎有吾
②スター/朝井リョウ
③マイクロスパイ・アンサンブル/伊坂幸太郎
④BUTTER/柚木麻子
⑤なれのはて/加藤シゲアキ
⑥個人ブログは「ゆるSEO対策」で月間10万PVを目指そう!Googleにも読者にも好かれるWEBライティング戦略 ゆるブログで稼ぐシリーズ/山本りと
⑦笑うマトリョーシカ/早見和真

ネタバレはありませんので安心してお読みください!
2025年12月(前月)の読了本は以下記事にまとめています。


地雷グリコ/青崎有吾/KADOKAWA
Kindle Unlimited
新年1作目はこちら。
「体育館の殺人(青崎有吾/東京創元社)」や、「早朝始発の殺風景(青崎有吾/集英社)」も書かれた青崎先生。「平成のエラリィ・クイーン」ともよばれていますね。
本作は、第24回本格ミステリ大賞(小説部門)、第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、第37回山本周五郎賞をトリプル受賞しています。
本作は誰もが知っている「お遊び」にルールを追加し、戦略性の高いゲームとしています。
例えば本作のタイトルにもなっている「地雷グリコ」なら、誰もが知っているじゃんけんで勝った人が階段を上っていく「グリコ」というゲームに地雷段を設置することで、緻密な推理と読み合いが必要なゲームへと昇華しています。
そんな本作の主人公は射守矢真兎(いもりや・まと)という名の女子高性。
真兎が通う高校には「愚煙試合」と呼ばれる風習があります。それは学園祭の出し物を特等席である校舎の屋上で出店できる権利をゲットするためのものです。
毎年その場所を確保している生徒会と、どうしてもその場所でカレーの屋台を出店したい真兎のクラス。第一編ではそれぞれの代表者が「地雷グリコ」で出店権利をかけて争います。
本作は編が5つある連作短編集で、編ごとに対戦するゲームや相手が変わります。
たかが高校生のお遊び小説と侮ることなかれ。作中に登場する高校生たちは揃いも揃って優秀であることに加え、上にも書いた通り、簡単なゲームにルールが追加されることで緻密な戦略と読み合いが必要なゲームへと変貌しています。
また、本作のすごいところはとにかくどの文章も見逃せないというところです。
意味のなさそうなルール確認、追加されたルール、話すセリフ、視線の動き。
これらすべてに意味があり、ゲームに勝つための伏線や戦略となっています。
そして、そのルールの穴を破って「そんな方法で勝つの?!」と想定外ながらも思わず唸ってしまう戦術も見事。
漫画ですが「LIAR GAME(甲斐谷忍/集英社)」や「賭博黙示録カイジ(福本伸行/講談社)」の限定じゃんけんとかを読んだ時と同じ感覚になりました。

ちなみに、僕はこういった緻密な戦略系ゲームモノを読むときはルールや進行を完全に理解するのはやめています。どうせついていけないからです。
また、単純に真兎が圧倒的に勝ち続けるのではなく、後半に行くにつれ相手も手強くなり、真兎にも勝つ目的があるのがこの作品に深みを増している点ですね。そうまでして真兎が勝ちにこだわる理由は一体なんなのか・・・
普段はのほほんとしており、「ザ・ふつうの女子高性」という感じで描写されている真兎ですが、勝負ごとになると無類の強さを発揮するのも痛快でよいですね。ぜひ続編でもっと活躍を見たいと思える主人公でした。
スター/朝井リョウ/朝日新聞出版
Kindle Unlimited
「生殖記(朝井リョウ/小学館)」と「時をかけるゆとり(朝井リョウ/文藝春秋)」で完全に朝井リョウ先生にハマった僕は、Kindle Unlimitedで読み放題対象となっていた本作も読んでみることにしました。
本作は若き映画監督である立原尚吾と大土井紘の2人を主人公とした物語です。
僕は映画にはほとんど興味はないのに、先月読了した「キネマの神様(原田マハ/文藝春秋)」とあわせ、映画がテーマの作品を短いスパンで読んでしまいました。
興味がないジャンルでも惹きこまれて楽しめてしまうのが読書の良いところですね。
さて本作の主人公である尚吾と紘の2人は、大学生の時に新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞しました。
大学卒業後、尚吾は有名監督に師事し本格的に映画監督となる道へ進むことに。一方の紘は特にやりたいこともないまま地元の島に帰り、その後ひょんなことからボクシングジムのYoutube動画制作に関わることに。
紘が島に戻った時に感じた以下の文章が、カメラでたまに写真を撮る僕にも響きました。
すると、もう、海だ。 この瞬間、紘は未だに新鮮な気持ちで、カメラを構えたくなる。この両目がそのままレンズに、瞼がシャッターになればいいのに、なんて思うけれど、そのたび、どんなレンズで、どんな技術で撮ったところで、この両目で捉えた鮮やかさを上回ることはないのだと思い知り、地団駄を踏みたくなる。
この美しさはカメラにしか収めておけないのに、だからこそ見たままの鮮やかさを少なからず削り取ってしまうカメラのことを、ひどく憎らしく感じる。
尚吾は古き良き(といったら語弊があるかもしれませんが)映画監督を目指し、映画の細部にこだわり、品質を極限まで高めたものを世の中へ発信し、しっかりと映画館のスクリーンで観てほしいと考えるタイプ。YoutubeやSNSなどであふれているインスタントでクオリティも志も低い動画に対し拒否反応を示します。
一方の紘は、上の引用部分からもわかる通りありのままの自然やボクサーの美しさをカメラに収めたいタイプなのに、ボクシングジムの動画が人気となりジムの動画責任者である大樹から収益と投稿頻度を高めることばかりを要望されてしまいます。
現代は大量に発信される動画をインスタントに消費する時代です。多くの人にとって動画のクオリティは二の次で、どの人が出ているか、どんなことをしているかばかりに注目が集まり、人気が収益に直結します。
尚吾が目指す、本物の映画を映画館でお金を払ってみるようなスタイルはいつしか時代遅れとなり、紘が発信しているようなクオリティが不十分な動画の方が早く世の中に出て、早く評価され、早く有名になってしまいます。
ブログで収入を得ることを目指す僕にとってはグサグサと刺さってくる内容。
でも、過去にプロボクサーを目指して努力していた大樹や、映画監督を目指しながらも諦めた尚吾の同僚などを見ると、楽してお金を稼ぐことは悪なのか、自分の目指すべきものをひたすら追求するのが正しいことなのか、わからくなってしまいます。
全身全霊をかけて映画に向き合う芸術家タイプの監督と、自分が納得していないながらもすぐに収益化され評価されてしまうYoutube編集者。メディアをインスタントに消費できる時代だからこそ、自問自答するクリエイター。2人の主観で感じられるジレンマは、僕たちにも問題提起してきているように錯覚します。
そんな尚吾と紘が現代に揉まれながらも自分の芯ややるべきことに気づき、一皮むける様子が読んでいてジーンときました。
終盤の尚吾と千紗の会話が刺さるし辛かったです。本作を読みながら僕たち読者が主人公達と共に考えていたことに、結論という名の諦めを感じさせてくれるようでした。
最後の流れは同著者の直木賞受賞作「何者(朝井リョウ/新潮社)」にも似ているように感じました。「何者」は就活をテーマにした小説ですが、気になる方は読んでみてください。
この世界で生きるために何を選んで何を捨てなければならないのか。自分の価値観と皆の価値観は同じか。 本来比較できないものを同じ土俵に上げられるのか。
本当の星は星形をしていないし、誰にも同じような形に見えない。自分だけの星を作ることを貫き続けるだけ。なのかもしれませんね。
マイクロスパイ・アンサンブル/伊坂幸太郎/幻冬舎
Kindle Unlimited
なんだか久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読んだ気がします。本作は少しSF寄りというか不思議な小説ですね。
本作は、2015年に福島県の猪苗代湖を会場とした音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」が開催された際、伊坂先生が短い小説の執筆を依頼されて書かれた物語です。
最初は単発の短いお話だけのつもりだったとのことですが、毎年イベントの開催の度に2年目、3年目と物語も追記され、ついに1冊の本になったというなんだか心がじんわりするような経緯で出版された小説ですね。
というわけで本作の舞台は猪苗代湖周辺で繰り広げられます。
僕は猪苗代湖付近へ行ったことがあるので、とてもイメージしやすかったです。
本作はマイクロサイズのスパイとさえない社会人2人のシーンを行ったり来たりしながら物語が進みます。最初はマイクロサイズの方の世界の設定がよくわからず読んでいたのですが、徐々に設定が明らかになってきます。
そして伊坂先生作品のよくある特徴ですが、物語が進むにつれ徐々に登場人物やできごとが繋がっていくのがとても良かったですね。
本作では、1年ごとの登場人物の状況が描写されます。
小さなスパイたちは任務をして危ない目にあったかと思えば少し不思議な経験をして。新米社会人だった彼はいろんな仕事をして、失敗もして恋もします。
絵本みたいなおとぎ話みたいな、不思議だけどほっこりしたい物語を読みたい人にはオススメの1冊です。また、本作は音楽イベントをきっかけにしている小説のため、作中に曲のフレーズがたくさんでてきます。
伊坂先生の「アイネクライネナハトムジーク(伊坂幸太郎/幻冬舎)」も同じく音楽が作中にたくさん出てきますが、この「マイクロスパイ・アンサンブル」と「アイネクライネナハトムジーク」の雰囲気は似ています。
この2作にはストーリー的なつながりはありませんが、片方が気に入ったらもう1作も読んでみてもいいかもしれませんね。
以下のフレーズが、田舎生まれの僕にはとても刺さりました。
夏の湖や山は、大勢の人たちとはしゃぐのが好きな、大らかな人物のように思えたが、冬にやってくると同じ場所であるのに、湖も山も、僕の話を聞くためだけにそこにいてくれる、言葉数の少ない年長者みたいに感じられた。
BUTTER/柚木麻子/新潮社
購入本
本作は2024年2月に英訳版がイギリスで刊行され、英米で爆発的なベストセラーとなり、2024年にイギリスの名誉ある文学賞である“Waterstones Book of the year”を日本人として初めて受賞した作品です。
そんな前情報と金髪の白人女性のように見える表紙から、勝手に外国を舞台とした物語と勘違いしておりましたが、実際にはめちゃくちゃ日本を舞台とした物語でした。
何人もの男性をたぶらかし死なせた罪で逮捕されたのは、若くも美しくもないカジマナこと梶井真奈子。命を落としてしまった男性たちは、なぜそんなにもカジマナに入れ込むのか。そもそも、カジマナは本当に彼らを殺したのか・・・?
主人公で週刊誌の記者である町田里佳は、そんなカジマナの事件の真相を突き止めるための調査を進め、拘置所に収容されているカジマナを幾度となく訪問します。
本作は600ページ近い大作なのに上手く感想を言語化できません。
本作にはいろんな現代社会の問題が取り扱われています。ルッキズム、家族のあり方、孤独死、性被害、不妊治療、ジェンダー論・・・など。
読んでいると、カジマナに関わった人間はもれなくどこか狂っていってしまうような気がします。カジマナと関わってしまったがために命を落としてしまった男性たち、取材を進めるにつれて食欲が増大し太っていく里佳、自分の理想の家族像と不妊治療とのジレンマに悩む里佳の親友の伶子…。
それはカジマナの巧みな話術に操られているのか、それともカジマナを見下しながらも同情しているからなのか。
ただ言えるのはカジマナに入れ込むとおかしくなる。そして、手の上で踊らされる。
読んでいると、誰が正常で誰が異常なのか分からなくなってきます。
食欲が増え太っていき、カジマナに入れ込みすぎて恋人や知人との関係も次第にぎくしゃくしていく里佳。里佳の行く末がどうなるのかについてとてもひやひやしながらも、結末が気になり読み進めてしまいます。
そんなストーリーとは対照的に詳細に描写される「食」に関する細かな描写。特に本作のタイトルの通り終始「バター」が頭から離れてくれません。
そろそろストーリーをたたむ頃かな?と感じたところで、そこからさらに一段底がありました。でも、終わってみると結末は好みの展開でした。
なれのはて/加藤シゲアキ/講談社
図書館で貸し出し
ご存じ加藤シゲアキ先生。アイドルグループ「NEWS」として活動しながらも小説家としての活動を両立しているというとんでもないお方です。
僕はこれまで加藤シゲアキ先生の本を読んだことがなかったですが、第170回直木賞にノミネートされた本作を図書館で借りることができましたので、さっそく読んでみました!
本作の主人公はTV局に勤めるサラリーマンの守谷京斗。とある事情から報道局からイベント事業部へ異動します。異動先であるイベント事業部の後輩:吾妻李久美が指導員として守谷と行動を共にすることに。
有能そうに見える守谷はなぜ異動になったのか、それも気になり読み進めました。
そんな吾妻は、祖母から譲り受けた一枚の絵画を持っていました。その絵画に魅力を感じた守谷と吾妻は「たった一枚の展覧会」を開催しようと企てます。
絵画には「イサム・イノマタ」というサインはあるものの、詳細は不明。
ネットで検索しても出てこず他の作品もない。いつ描かれたのか、何を描いたのか、他の作品はあるのか。そして、作者は今も生きているのか、亡くなっているとしたらそれはいつなのか・・・。
展覧会のためには著作権などを明確にする必要があるため、2人はその1枚の絵画をめぐる過去を調査することに。
幻の画家:オサム・イノマタ。そして彼が描いた1枚の絵画。2人はいくつかの手がかりをもとに、秋田へ何度も足を運びます。秋田で紐解かれるのは、イサム・イノマタとその周辺の人々の悲劇と隠されていた真実。
2人は身を危険にさらしながらも真相に近づきます。
本作では真相を解明する現代パートと、いくつかの過去の時点の回想パートを行ったり来たりしながら終盤に向かいます。本作にはミステリー要素のみならず、家族の在り方、戦争の悲惨さややるせなさ、ジャーナリズムのあり方など、色んな論点が含まれています。
それらの情報を丹念に調査し、1つの完成度の高い物語としてまとめ挙げている本作。素晴らしいです。
僕は恥ずかしながら秋田に油田があることも、それが原因で第二次世界大戦の終戦直前に空襲を受けてしまったことも全く知りませんでした。
人類を豊かにする「油」。それは燃料になったり、絵の具になったり、化学製品になったりと、大変便利で今の世の中になくてはならないものです。ところがこの「油」が、本作では人々の心と人生を大きく変えてしまいます。
そういって表紙を見ると、黒く塗られた油のようなものの見方も変わってきますね。

本作は、上にも書いた通りいろんな時期のパートに分かれていることや登場人物が非常に多くかつ関係が複雑なため、関係図のようなものを自分でまとめながら読むことをオススメします。
幻の画家:イサム・イノマタとその絵に振り回される人、惹きつけられる人。
展覧会開催のための調査で詳らかにされる過去の悲しき出来事。
タイトル回収も結末も、とても好みでした。
個人ブログは「ゆるSEO対策」で月間10万PVを目指そう!Googleにも読者にも好かれるWEBライティング戦略 ゆるブログで稼ぐシリーズ/山本りと/Kindle
Kindle Unlimited
本作の作者は、WEBライター&ブロガーの山本りとさん。
分かりやすい文章と具体的な内容に加え、楽しみながらゆるくブログを続けようというマインドをお持ちのため、いろいろと参考にさせていただいています。
山本りとさんのブログ「天国に一番近い個人旅行」はこちらを参照ください↓
https://caledonia01.com/
本作は、タイトルの通りブログ記事の「SEO対策」に関する本です。
僕はこの「シンゴのつなてんブログ」という雑記ブログを始めて1年強が経過しました。
1年で大半のブロガーはリタイヤするというデータもある中、継続できていることはなかなかすごいことだと思っています。
一方で、やはり雑記ブログなのでブログの閲覧数はなかなか伸びていない、という状況です。
記事の閲覧数を上げるための策としてSEOにもう少し注力しようとこの本を読むことに。Kindle Unlimitedで読み放題ですしね。やっぱり役立つ「Kindle Unlimited」!!
読んでみると思いますが、相変わらず山本りとさんの本は勉強になります。とても分かりやすく書かれているんですけど、しっかりとツボが抑えられていてかつ具体的な事例も書かれています。
りとさん本人も作中に書かれている通り、第3章と第4章がとても役立ちます。
どのように他の人があまり使用しておらず閲覧数が増えそうなキーワードを設定するかについてがわかりやすく説明されており、特に第4章は実際に記事を1つ作る際の具体例がまとめられています。
タイトルにもなっている「ゆるSEO」というのが共感できますね。りとさんもおっしゃっている通り、この本に記載されていることは「基本中の基本」かもしれません。
でも、多分ガチでSEO対策を調べても理解できないし、本業や育児もある中でそんな気力もありません。
ゆるくブログを楽しむこと。大変勉強になります。
笑うマトリョーシカ/早見和真/文藝春秋
Kindle Unlimited
27歳で代議士(政治家)となり、47歳で若くして官房長官までなった清家一郎。総理大臣も目前と言われ有能な政治家に見える清家ですが、どこか「ニセモノ」のように見える。
清家はだれかに操られているのか?それとも自分の意思で行動しているのか?
本作は、清家と彼の秘書となった鈴木俊哉の愛媛県松山市での高校時代の出会いから始まる彼らの半生の回想と、清家の自叙伝である「悲願」という書籍の内容に触れられます。
また清家本人、鈴木、清家を追う記者の道上香苗など、複数の人物の視点から多角的に語られながら徐々に真相が紐解かれます。
高校時代の清家は、父親はおらず過保護とも言っていいほどの母親と2人で暮らす頼りなさそうな少年。実は父親は有名な代議士であり、清家も将来は政治家になりたいという野望を持っています。
そんな清家に対し同級生の鈴木俊哉は最初こそ鬱陶しがっていましたが、彼と関わるにつれ徐々に「清家を政治家にしたい」という思いを持つようになり、学内の生徒会長選挙、実際の代議士選挙を経て彼の秘書となることとなります。
彼らが生徒会長や代議士を目指す過程で、戦略立案や効果的な演説の手法、根回しや人脈の重要さなど。本指示とは関係ないところも興味深く勉強になりました。
でもやはり本作の醍醐味と言えば、誰が清家を操っているのか/そもそも清家は操られているのか。という点になると思います。それは鈴木なのか、はたまた別の誰かなのか・・・。
そして、マトリョーシカの最深部に隠された清家の本心とは。
表紙絵の素顔が隠されているのも、にくい演出ですね。
本当の自分とは何か、人を操ることなどできるのか。手のひらで踊られているのは誰か。
友情と疑い、そして策略が入り混じり、人間の表と裏についてまるで問題提起のように問いかけてくるような本作。
マトリョーシカの奥深くの真相は、怖いものかもしれません。
ちなみに本作は2024年にTBSテレビで実写映画化されています。
清家役は櫻井翔さんということで、イメージともピッタリですね。
Kindle Unlimitedなら、月額980円(税込み)で本が読み放題です。
Amazonの読書サブスクサービスです。
月額980円(税込み)で、小説、ビジネス書、漫画等 様々なジャンルの本が読み放題です。
以下ボタンから、Kindle Unlimitedに登録ができます。
初回30日は無料なので、試してみてはいかがでしょうか!
以上、2026年1月の読了本でした!
おわり


