【ネタバレなし】ゼノブレイドシリーズの好きなポイントまとめ!

先日、ついにゼノブレイドクロスDefinitive Edition(通称:ゼノクロDE)をクリアしました!
これで追加ストーリーも含め“ゼノブレイド”シリーズをすべてクリアしたことになりますので、各タイトルの評価や好きなポイントなどをまとめてみます!

ネタバレはありませんので安心してご覧ください!
一方、ネタバレできないので表現は抽象的になっています。
ご了承ください!
ちなみに、“ゼノブレイド”シリーズはニンテンドーswitchですべてプレイできます。
ニンテンドーswitchがあればすべてのタイトルがプレイできるのは嬉しいですね!
どのタイトルもプレイ時間は100時間を軽く超えていますので、そこそこプレイしたと自負しております。
名作RPGである「ゼノブレイド」シリーズ。未プレイの方はぜひ遊んでみてください!
・ゼノブレイドに興味はあるけどやったことがない人
・ゼノブレイドをプレイしたことがあり、お気に入りポイントを共感したい人
・ニンテンドーswitchでおススメのRPGを探している人

最初から終わりまでゼノブレイドのことをオチなく記載している自己満足記事ですので、ご了承ください!
ちなみに、本記事ではゼノブレイド無印のことを「1」と表現しています。
初めに ~ゼノブレイドとは~
各タイトルの紹介に入る前に、簡単に「ゼノブレイド」シリーズの紹介をさせてください。
「ゼノブレイド」とは、モノリスソフトが開発し、任天堂が発売しているアクションRPGです。モノリスソフトは任天堂の連結子会社ですね。
現在までにゼノブレイド1、2、3、クロスというタイトルが発売されています。
広大なフィールドと魅力的なキャラクター、素晴らしいストーリーと豊富なやりこみ要素などの多くな魅力的なポイントがあり、世界中にファンが多い作品です。
「ゼノ」の名を冠するゲームシリーズは、「ゼノギアス」、「ゼノサーガ」などがあります。
ゼノブレイド 各タイトルの評価
まずはゼノブレイドシリーズの各タイトルの項目毎の順位をつけてみました!
正直、どのタイトルもそれぞれ好きなポイントがあるのでかなり悩みました・・・
①総合評価
2>1>3>クロス
総合評価は、いわゆる“追加ストーリー”も含めた順位としています。
追加ストーリーとはゼノブレイドDEでは「つながる未来」、ゼノブレイド2では「黄金の国イーラ」などの、本編とは別に用意されているストーリーのことですね。
やりこみ要素の豊富さ、戦略の幅広さと楽しさ、魅力的で背景が作りこまれたキャラクター、後半になるにつれ劇的に楽しくなるストーリー、完成度の高い追加ストーリー。
これらの総合的評価でゼノブレイド2が1位となりました!
②ストーリー
1)本編のストーリーのみ:1>2>3>クロス
本編のストーリーだけを見ると、このような順位になります。
1はシリアスで王道のストーリーなんですが、どんでん返しがありリアルに「マジかよ・・・」とつぶやいてしまいました。
2)追加ストーリー込み:2>1>3>クロス
しかし、追加ストーリーを入れると1と2の順位が逆転します。
2は「黄金の国イーラ」を入れて完成するので、ぜひ本編とあわせてプレイすることを強くおススメします。
③キャラクター
2>1>3>クロス
正直、キャラクターの順位はかなり悩みました。
主人公なのに圧倒的な人気を誇るホムラ/ヒカリ(スマブラにも参戦しましたね)や、魅力的な敵キャラを多く有する2がTOPです!
ブレイドの数が多いのも楽しいですね!
味方キャラだけだと1が一番でしょうか。
3も味方サイドやヒーローに魅力的なキャラクターはたくさんいるのですが、敵キャラがイマイチでした。3はとにかくユーニ推しです。
④探索・フィールド
クロス>1>2>3
探索とフィールドはなんといってもクロスでしょう!
立体的でシームレスな「惑星ミラ」をドールで文字通り縦横無尽に駆け回る。
これだけで最高に楽しかったです。
1も立体的なフィールドは素晴らしいですし、ガラル平原に出たときの感動は忘れられません。1は新しいエリアに行くたびにワクワクしましたね。
⑤戦闘
2>1>3>クロス
戦闘も2が一番です。
ブレイドを変えると武器やアーツが変わるので、戦略を色々と練って楽しむことができますし、コンボを決めると大ダメージになるのも気持ちいいですね!
特に終盤は本当に戦闘が楽しいです!!
(戦闘について覚えるのが大変ですが・・)
1もキャラ毎に特徴やアーツが異なりますので楽しいですし、3はキャラとクラスをコロコロ変えながら戦うのが楽しいですね!
⑥音楽
2>1>3>クロス
音楽(BGM)はどれも素晴らしいのですが、最も耳に残っているのは2です。
特に、「フレースヴェルグ傭兵団」はゲーム音楽で最も好きな音楽かもしれません。
クロスもフライト中の歌は大好きなのですが、本拠地であるNLAのBGMはなんていうか、人を選ぶ感じですね。僕も慣れるまで時間がかかりました。
ゼノブレイド
“原点にして頂点”との呼び声も高いですね。
ゼノブレイド1とかゼノブレイド無印とかとも呼ばれていますね。
2010年にWii(ウィー)で発売され、2020年にニンテンドーswitchで、決定版である「ゼノブレイドDefinitive Edition」(ゼノブレイドDE)が発売されました。
僕はニンテンドーswitch版のゼノブレイドDEをクリアしました。
①本編
本作は、巨大な2体の「機神」と「巨神」、その骸の上の世界である「巨神界」と「機神界」が舞台となります。
主人公:シュルクたちは巨神界で暮らしていましたが、機神兵の襲撃によって幼馴染のフィオルンが殺されてしまい、復讐のため機神兵を倒すための旅を始めます。
終始シリアスなストーリー。穏やかな性格なのに強い復讐にかられるシュルク。
一見王道なんだけど、まさかのどんでん返しが。
しかも何度もあるという複雑に練られつつも完成度の高いストーリー。
プレイしていて、そろそろ終盤かなーと思ったらまだ半分だったのが衝撃でした。
・シリアスで王道なストーリー
・終盤の感動的なシーンとどんでん返し
・作り込まれた広大で立体的なフィールド
・耳に残るBGM
・魅力的な味方キャラクター
全てがハイレベル。
よくこれを2010年当時のWiiでやったな。と感心してしまいます。
ちなみにNewニンテンドー3DSでも2015年に発売されましたが、こちらはさすがに画面が小さくてプレイは厳しかったです。(僕も買いましたが途中でやめてしまいました)
主人公達のホームであるコロニー9を出発し、ガラル平原に初めて出た時の衝撃は良い思い出です。探索するフィールドの広大さと、冒険心を掻き立てる素晴らしいBGMは今でも耳に残っています。
新しいエリアに行くたびに、「こんな広いところをまた探索するのかよ・・」と少しビビッてしまうのですが、フィールド毎に異なる雰囲気と、巨神界という特殊な世界だからこそ成立する現実ではありえないフィールド構造に魅了され、隅々まで探索してしまいます。
新たなエリアに行くたびに、ここは巨神のこの部分だよ。とビジュアルで示してくれるのもまたいいですね。「こんなところまで旅してきたのか・・・」と感じさせてくれます。
(それにしてもエルト海は広かったです・・・)
操作キャラ毎に戦闘スタイルも全く違いますし、バトルで使用できるメンバーも限定的ですので、コロコロとメンバーを変えて戦うのもとても楽しかったです。
ストーリーを進めていくと、今でも鮮明に思い出せる名場面がたくさんです。
ネタバレ禁止のため詳細は書きませんが、リキとダンバンの会話や再開のシーンなどがある「落ちた後」が特に大好きです。
ゼノブレイドをどのタイトルからプレイするか迷っているならまずこの作品からで間違いありません!
ゼノブレイドシリーズの戦闘の基本戦略である、崩して転倒させて・・という流れもプレイしながら慣れることができますしね。
ニンテンドーSwitchでゼノブレイドDEがプレイできますので、そちらをオススメします!
そして1にハマったらぜひ2、3、クロスとプレイしてみてください。面白いから!
②追加シナリオ「つながる未来」
ゼノブレイドDEを購入すると、追加シナリオの「つながる未来」も遊ぶことができます。
通称「つなみら」です。
つながる未来の舞台は、本編クリア後の世界。
本編の主人公であったシュルクと、同じく本編の味方キャラだったメリアがこの追加シナリオの主人公です。
メリアとシュルクは巨神肩部分の調査に向かいます。
※「巨神肩ってなんだよ!」と思うかと思いますが、そのまま巨神の肩の部分がフィールドになっています。
この「つながる未来」ですが、正直後で紹介する他のナンバリングの追加シナリオと比べると物足りません。
メリアが好きならプレイしてもいい。という感じです。
僕はメリアが大好きなので楽しめました。
ゼノブレイド2
ゼノブレイドの2作目として、2017年にニンテンドーswitchで販売された「ゼノブレイド2」。個人的な総合ランキングではこのゼノブレイド2が1位です!
1をクリアした後にプレイすると序盤は雰囲気の違いに戸惑いますが、後半になるにつれ「やっぱりゼノブレイドだな」と実感すること間違いなしです。
①本編
舞台は滅びゆく世界:アルスト。
サルベージャーとして生活する主人公:レックスは、雲海の底に沈められた船から復活したブレイド:ホムラと共に、世界樹の上にあるという「楽園」を目指します。
ザ・王道もののボーイミーツガールです。天空の城ラピュタにも少し似ていますね。
このゼノブレイド2ですが、ゼノブレイドシリーズの中で最も賛否が分かれていると感じます。
深夜アニメのようなデザインのキャラクター、そしてソシャゲのようなブレイドガチャ。必要なフィールドスキルがないと探索できなかったり、ミニゲームのプレイが半強制だったりと、気になる人なら気になる点が多々あります。
ゼノブレイド1のシリアスで硬派なストーリーが好きな人ほど、2は受け付けない!という気持ちは理解できます。
特に序盤(3章くらいまで)は深夜アニメを観ているような展開とセリフ回しで脱落した方も多いのではないでしょうか。
また、戦闘システムもわかりにくすぎる上にチュートリアルも不十分、しかもチュートリアルがゲーム内に準備されていない!という大変プレイヤーに不親切なゲームでした。(switch初期のソフトなので仕方ないのかもしれませんが・・・)
なので、僕は一度ギブアップしてしまいました。
プライベートでも転職したり子供が生まれたりで大変だったのが大きな理由ですが、とにかく戦闘が難しく楽しくなかったというのも理由です。
その後、ゼノブレイドDEをクリアしてみて、2へ再挑戦しました!
2の戦闘システムは1をもっと複雑にした感じですが、崩して転倒させて…という流れは同じです。ですので、1でゼノブレイドの基本的な戦闘方法を学習し、2で応用編と言う感じでプレイできました!
また、しっかりとネットでゼノブレイド2の戦闘システムも理解して望みました。
結果・・・・
こんなに面白いゲームはない。というくらいハマりました!
人生ベストRPGといっても過言ではありません。
・戦闘システムを理解するととにかく戦略を立てて敵を倒すのが面白い
・世界感と戦闘システムのチュートリアル感が強い3章までをクリアすると、尻上がりに面白くなっていくストーリー
・後半はゼノブレイド1と遜色ないくらいのシリアスなストーリー
・味方はもちろん、敵キャラがとにかく魅力的
・ブレイドを変更して戦略を変えるのも面白いし、ブレイド毎の大技を見るのも面白い
・1同様、印象に残る素晴らしいBGM。
個人的には、全ゲームBGMの中で「フレースヴェルグ傭兵団」という曲が最も好きです!
キャラのビジュアルや序盤の少し恥ずかしくなる展開で敬遠している人はもったいないです!とにかくやってみてほしい作品!
②追加シナリオ:黄金の国イーラ
そして、ゼノブレイド2をさらに魅力的にしているのが、なんと言っても追加シナリオの「黄金の国イーラ」。
ゼノブレイド2をクリアしたら、この「黄金の国イーラ」は絶対やってほしいです!
そしてあわよくばイーラをクリア後にもう一度ゼノブレイド2をプレイしてほしいです!
2周目では1周目で仲間にならなかったブレイドが仲間になったり、追加要素が解放されたりと楽しいポイントがいくつもありますしね!
「黄金の国イーラ」の舞台は、500年前に栄華を誇った「イーラ王国」。
そんなイーラ王国が「聖杯戦争」で消滅してしまった経緯がわかります。
ゼノブレイド2本編をプレイしているとたびたび出てくるけど、真相がわからない500年前の物語。
ラウラとは誰か、シンはどのようにして世界に絶望しメツと組むようになったのか、イーラ王国はなぜ滅んだのか、ホムラはなぜ生まれたのか。。。
そんな疑問がすべて解消します。
この黄金の国イーラでは、本編では敵だったシン、謎の存在だったアデルやラウラ、ファン・レ・ノルン(カスミ)なども操作できます。
そして、本編ではドライバーしか操作できなかったのですが、黄金の国イーラでは、戦闘中にブレイドとドライバ―を交代しながらの操作ができます!
ジャジーな戦闘音楽もまたいいし、黄金の国イーラはどこか東洋的な街並みですので本編と一味違った雰囲気を感じられます。
ぜひやってほしいです!イーラをクリアした後本編のストーリーを見直すと、初回プレイ時とは別の思いを感じられることを約束します!
“悪くなかったろう 信じたドライバーのブレイドになることは
ゼノブレイド3
そんな素晴らしい2作を経て、満を持して2022年にニンテンドーswitchで発売された「ゼノブレイド3」。
ゼノブレイド3のパッケージを見ると、1と2で見慣れたモノの姿が。。。
①本編
ゼノブレイド3の舞台は1と2の世界が混ざってしまった世界です。
舞台を旅していると、1や2の世界で見たことのあるモノがフィールドのあちこちで発見できます。
3の舞台は、1と2の世界が融合した世界:アイオニオン。
アイオニオンではケヴェスとアグヌスという二つの国家が、延々と続く戦いをしています。
メインキャラクターの6名はそれぞれケヴェス/アグヌスの兵士で敵同士なのですが、どちらの国からも狙われるようになってしまい、生き残るために手を組んで戦わざるを得なくなります。
※いわゆる「敵は世界」というやつですね。
ケヴェス側はゼノブレイド1の世界、アグヌス側はゼノブレイド2の世界がベースとなっています。
ケヴェス側はマシーナやハイエンター、アグヌス側はブレイドや獣人など、それぞれベースの世界で見かけた人々が登場するので、1と2をプレイした人にはそれだけでも楽しいのではないでしょうか。
というより、ゼノブレイド3は1と2をプレイした前提のストーリーとなっています。
一応3単独でプレイしても楽しめるとは思いますが、1と2を未プレイの方はまずはそちらをクリアしましょう。
特に、後で紹介する追加ストーリーは1と2をプレイしたゼノブレイドファンにはたまらない内容となっています!
さて、このゼノブレイド3ですが、1、2、クロスと異なり戦闘にはメインキャラクターの6人と、ヒーロー(操作できないけど戦闘に加わるサポートキャラ)1人の合計7人が参加します。
人数が多いのでどうしても画面は少しごちゃごちゃしますが、コロコロとキャラを変えながら戦闘できるのは楽しいですし、チェインアタックがうまくハマって大ダメージを出したときはとても爽快です!
また、3はメインキャラクターのクラス(ドラクエでいう職業)が変更できます。
なので、自分の好きなキャラクターを好きなクラスに育てて戦うことができます。
クラスを育てて強くするのも楽しいですし、クラスで服装が変わるのも面白いですね。
キャラクターについては、味方、敵ともにビジュアルは文句ありません。
特に味方側は、最初の対立した状態から徐々に心を許し、共に戦い絆を深めていく様はとてもプレイしていて楽しかったです。
また、仲間になるヒーロー達も魅力的なキャラクターが多かったですね。
一方、敵キャラの魅力はイマイチでした。そもそも敵組織であるメビウスのキャラは「B」とか「C」というアルファベットの名前がついていますし、似たようなコスチュームを着ていたので、わかりにくかったです。
1も2もとにかく敵味方ともに魅力的なキャラクターが多かったので、3はちょっと物足りなかったですね。

終盤であのヒーロー達が仲間になった時はテンションが上がりました。ちなみに僕はユーニがとにかく推しキャラでした。
ユーニかわいい。
ストーリーは少し薄味です。特にメインストーリーだけを追っていくと物足りません。
逆に、メインキャラクターのサイドストーリーやヒーロークエストをしっかり追いかけると、各キャラの深堀りができたり、この世界への理解が深まったりします。
一方で、人間の営みや葛藤などをかなり詳細にかつ生々しくストーリーに織り込んでいたので、印象に残るシーンは多かったですね。
②追加シナリオ「新たなる未来」
ゼノブレイド3はこの「新たなる未来」が本編といってもいいのではないでしょうか!
ゼノブレイド1.2のファンなら楽しめること間違いなしです。
と、思いたいですが、1.2のクリア後にも言及されますので、「イメージと違う。こんなのなら無い方が良かった」という方もいるでしょうね。好みは人によりさまざまです。
ゼノブレイド3の本編では断片的にしか情報がなかった「始祖」たちの物語。
つまり本編の過去のストーリーです。
なんと言ってもゼノブレイド1の主人公のシュルクと、ゼノブレイド2の主人公レックスの成長した姿を見られ、かつ彼らをプレイアブルキャラとして操作できます。
ゼノブレイド1.2のクリア後の世界がどうなったのか、キャラクター同士の何気ない会話や、ストーリーから推察されるいろんな情報がゼノブレイドファンにはたまりません!
たくましく成長したシュルクとレックスが年配キャラとして振舞っているのもまた感慨深いものがありますね。当時のダンバンやジークを見ているようです。
この「新たなる未来」はゼノブレイドの過去作をプレイしたファンに向けたファンサービスといってもいいでしょう。
是非1.2.3をクリアし、「新たなる未来」を楽しんでみてください!
追加シナリオは、ゼノブレイド3のエキスパンション・パスを購入することでプレイできます!
ゼノブレイドクロス
最後はゼノブレイドクロス、通称“ゼノクロ”です。
オリジナルのゼノクロは2015年にWii U(ウィ―ユー)で発売されました。
その後、2025年に決定版である「ゼノブレイドクロスDefinitive Edition」(DE)がニンテンドーswitchで発売されました。
僕は今回、3月の発売日に買ったゼノクロDEを約5か月かけてようやくクリアしました。
①本編
ゼノブレイドクロスは他のナンバリングタイトルと比べて少し異色です。
まず、ナンバーもついていません。
アバターシステムなので主人公を自分の好きな外観や性格にできますが、その分主人公の表情は硬いしキャラもないので、感情移入ができません。仲間も主人公のことを「お前」とか「あなた」とか呼びますしね。
また、全体の大まかなストーリーはあるのですが、他のナンバリングタイトルに比べると少し薄味です。
舞台である惑星ミラには5つの大陸があるのですが、ストーリーでは触れられない場所も多く、ゲームにストーリー性を重視する人は正直物足りないと思います。
さらに、2015年当時のゼノクロ(Wii U版)は謎を多く残したエンディングであり、当時クリアした人は不完全燃焼感があったようです。
ですが、ゼノクロの魅力はなんと言っても、広大な惑星ミラをドールに乗って自由に飛び回って探索できることです。舞台である惑星ミラは、シームレスに繋がったオープンワールドで、町も洞窟もすべてシームレスにつながっています!
よくこれを2015年にWii Uで開発できたな。と驚愕してしまいます。
そんな惑星ミラをドールで飛んだ時のワクワク、空からしか行けない場所を見つけた時のドキドキ、高レベルの敵が急に現れ命からがら逃げきった時のスリル。
フライト時の「Don’t Worry」という曲も最高です。ずっと聴いていたい。
ゼノブレイドクロスは圧倒的なクオリティのフィールドと探索!これにつきます。
そういった意味でも人を選ぶタイトルですね。熱狂的なファンがいるのも納得のタイトルです。
ドールが好きな方は、「ドールが他のゲームでも使えればな・・・・」と思うこと間違いありません!ゼノブレイド1のエルト海やマクナ原生林なんかをドールで飛び回ったら楽しかっただろうなー。
Wii U版のストーリーは、上にも書いた通り不完全燃焼で終わっています。
②追加ストーリー 13章
ですが、ゼノクロDEではWii U版のストーリーの続きがあります。
具体的には、Wii U版では12章をクリアするとエンディングを迎えるのですが、ゼノクロDEにはその後の13章があります。
この13章では、英雄「アル」やその搭乗機である「アレス」も登場し、未回収だった謎が紐解かれます。
ゼノブレイド1.2.3と繋がるような描写もありますので、ゼノブレイドシリーズ好きならニヤリとなるのではないでしょうか。
Wii U版のゼノクロをプレイしたことがある人は、クリア当時の不完全燃焼を10年越しに解消できすので是非プレイすることをおススメします。
でも、単体でもゲームとして楽しいですし、他のナンバリングタイトルをプレイした前提のストーリーではありませんので、ゼノブレイドシリーズをプレイしたことがない人も問題なくミラの世界を探検できること間違いありません。
以上、ゼノブレイドシリーズの紹介でした!
すべてニンテンドーswitchでプレイできますので、ニンテンドーswitch2を持っていない!やるゲームがない!という方、ぜひプレイしてみてください。
おわり