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Kumpooの超軽量ラケット:パワーショットナノ9UⅢ レビュー

Kumpooの超軽量ラケット:パワーショットナノ9UⅢ レビュー
鳴山シンゴ
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この記事では、Kumpoo(薫風スポーツ)の超軽量バドミントンラケット
パワーショットナノ9UⅢ」の紹介と、僕が実際に使用してみた感想をレビューします。

このラケットはその名の通り9UⅢ(58±2g)と超軽量でありながら、シャフトが柔らかくしなるためしっかりとパワーショットも打つことができます。

ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

この記事はこんな方におススメ

・とにかく軽いラケットが欲しい方
・パワーに自身がない方
・Kumpooのラケットが気になっている方

Kumpoo(薫風)の紹介

そもそも「Kumpoo」というブランド名に聞き覚えがない方もいらっしゃると思います。
YONEXやMIZUNOといった大手バドミントンラケットメーカーと比べると、残念ながら知名度は低いです。

正式には「薫風スポーツ株式会社」という企業で、千葉県船橋市にあるバドミントン製品メーカーです。
バドミントン製品にはブランド名として「Kumpoo」という英字が使用されています。
読み方は「クンプー」です。

軽くてしなるラケットやおしゃれなデザインのシューズなど、大手メーカーでないという点を最大限に活かして、独自の尖った性能の製品を世の中に送り出してます!

ラケットの試打もできるようですので、ご興味があれば公式HPを見てみてはいかがでしょうか。薫風スポーツ株式会社の公式HPリンクはこちらです
https://www.kumpoo-sports.co.jp/

パワーショットナノ9UⅢについて

では本題の超軽量ラケット:パワーショットナノ9UⅢについて紹介します!

◆種類
このラケットはデザイン違いで2種類がラインナップされています。
デザインが違っても性能は一緒です。

・パワーショットナノ9UⅢ DRAGON(ドラゴン)
・パワーショットナノ9UⅢ FLOWER(フラワー)

シンゴ
シンゴ

僕はDRAGONを、妻はFLOWERを持っています

【DRAGON(ドラゴン)】
黒ベースに緑の文字、金色でドラゴンの模様などが描かれたデザインです。

パワーショットナノ9UⅢ DRAGONの全体写真
パワーショットナノ9UⅢ DRAGONの文字部分
パワーショットナノ9UⅢ DRAGONのラケットヘッド
パワーショットナノ9UⅢ DRAGONのフレーム部分拡大

【FLOWER(フラワー)】
黒ベースに銀の文字、紫色で花の模様などが描かれたデザインです。

パワーショットナノ9UⅢ FLOWERのラケット全体写真
パワーショットナノ9UⅢ FLOWERの文字部分拡大
パワーショットナノ9UⅢ FLOWERのラケットヘッド
パワーショットナノ9UⅢ FLOWERのフレーム部分

◆全長:675mm

◆重量:9UⅢ(58±2g) ←軽いですね!

◆グリップ:G6(細め)

◆ストリング(ガット) 適正張力:17~23ポンド

◆シャフトの硬さ:軟らかい

バドミントンラケットの選び方や重量、グリップの太さの違い等については、以下の記事をご参照ください!

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バドミントンラケット、ストリングス、グリップテープの選び方
バドミントンラケット、ストリングス、グリップテープの選び方

使ってみてよかった点

よかった点は、いずれも「軽い」ということに関連します。
僕は普段6U(約73g)のラケットを使用しているのですが、6Uのラケットが重く感じるくらいこのラケットは軽いです。

他のバドミントンプレイヤーに持たせてみても「軽っ!」と驚かれます。

①ラケットの取り回しが早い

ラケットが軽いので、とにかく振るまでのスピードや振った後の戻しが早く、ラケットの取り回し(振りやすさ)が早いです。

相手が打ったスマッシュをレシーブする際、素早くラケットをレシーブポイントまで出せたり、前衛で素早くラケットを構えて相手のショットへのカウンターに備えられたりします。

特に、ラリーのスピードが速いダブルス向けのラケットだなと感じました。

シンゴ
シンゴ

僕は男子ダブルスがメインで、前衛とレシーブタイプなので、この軽さは本当に使いやすいです。

②疲れにくい

重いラケットを持って長時間バドミントンをしていると、腕がだんだんと疲れてきます。
※ラケットの重心が上部にある「トップヘビー」のラケットを使用していると、なおさら疲れます。

このラケットの重さである9U(約58g)と、一般的な5U(約78g)のラケットの重さの差はおよそ20gです。

「20gなんてほぼ誤差じゃん」と思う方もいらっしゃいますが、持ってプレイしてみるとこの重さの差ははっきりと実感できます。

特に、大会などで相手との実力が拮抗ししっかり3ゲームすると、試合時間は合計で1時間以上になることもあり、へとへとになってしまいます。

バドミントンの試合

バドミントンの試合は3ゲームマッチで、2ゲームを先取した方が勝利します。
1ゲームは21点先取制です。
(大会のルールにより1ゲーム15点先取制や、3ゲーム目は11点先取制などに変わる場合もあります)

③力に自身のない方でも使いやすい

この点は僕というより他の方が使用した感想なのですが、やはり女性や子供、年配の方などは軽いラケットの方が使いやすいようです。

また、バドミントン初心者も軽い方が気軽に打てますので、おススメですね。

使ってみて気になった点

軽くてとてもいいラケットなのですが、気になった点はいくつかあります。

①ストリングの適正張力(テンション)が23ポンドまでと低い

パワーのある方は、ストリング(ガット)を高めのテンション(目安として25ポンド以上)で張った方が力のあるショットが打てます。

このラケットは適正テンションが23ポンドまでですので、低めのテンションで張らざるを得ません。その結果、スピードのあるスマッシュが打ちづらい等のデメリットはありますね。

軽さを実現する上でやむを得ないのだと思いますが、今後もっと高いテンションでストリング張れるようになれば嬉しいですね!

②クリアやスマッシュがどうしても飛ばしにくい・軽くなる

シャフトが柔らかく設計されており、ラケットを振るときにしなってくれます。
そのおかげで、軽さのわりにはクリアやスマッシュ等の強いショットは飛びます。

しかし、やはりラケットの重さをショットにどうしても乗せにくい印象を持ちました。

特に、きわどいコースに追い込まれ無理な体勢で打ったクリアが飛ばなかったり、スマッシュに重みが出にくいので決め手に欠けたり(スマッシュを何度打ってもレシーブされてしまう)という感じです。

シンゴ
シンゴ

①②については、デメリットというよりはプレイスタイルによるという感じです。

どんなラケットにも完璧はありません。
軽ければ強いショットは打ちにくいですし、重ければ振り回しが悪くなります。
自分のプレイスタイルやパワー、得意なショットやある程度妥協できるポイント等を決め、自分に合ったラケットを探しましょう!

③このラケットに慣れると戻れない

上にも書きましたが、このラケットを使用した後に重い5Uや6Uのラケットを使うと、とても重く感じます。

もしこのラケットの軽さに慣れてしまうと、今後は軽いラケットしか使えなくなっちゃう懸念があります(笑

気になる方、まずは使ってみてください!



以上、ラケットのレビューを書いてみました。

記事内で何度も書いたように、とにかく軽くて振りやすく、これまでと違った感覚でプレイができます!

一風変わったラケットを使ってみたい方、さらなるスピード感を出したい方。
このラケットを使ってみてはいかがでしょうか。

おわり

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化学メーカー営業マン / ブロガー
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